鉄塔は大きなもので高さ100メートルを超えるものもあり、鉄塔の高さに応じてクレーンなどを使って組立ます。また、山中といった車の通ることのできない場所は、ヘリコプターで部材を搬入する場合もあります。
鉄塔は形鋼や鋼管を組み合わせて作られて、その鋼材の加工または組立を行います。鋼材を加工する場合は電気ドリルや電気丸ノコなどの機械ろ使って穴あけ加工や切断します。組立の作業では、クレーンで持ち上げた鋼材を手作業で一つ一つ組み立てていきます。高所での作業となるので高い技術と集中力が必要になります。
携帯電話基地局の設置・通信施設等の工事を行います。また、電線、ケーブルの配線や配管を設置します。これらの工事では正確さが重要になってくるため施工図という図面をもとに工事していきます。技術者には施工図を正しく読み、図面通りに設置するスキルが求められるため、様々な資格を取得し自分の技術に自信をつけスキルアップするチャンスを弊社では支援しています。
鉄塔の寿命は約100年ともいわれていますが、長い年月の間雨や風にさらされ、時には地震や台風といった自然災害にみまわれます。これらの影響を定期的に点検し、必要に応じて解体し新しい鉄塔に建替えます。